BAKU x D-Styles - It’s a Jazz Thing [MIXTAPE]
BAKU x D-Styles、日米のヒップホップシーンにて
共にプロデューサー/DJ/ターンテーブリストとして活躍する
二人によるスプリットミックス作品。
音楽表現としての”ジャズ”をテーマにターンテーブルを
楽器として自在に演奏するBAKU、D-Stylesならではの
世界観が爆発した素晴らしいミックス作品。
CD/TAPE(DLカード付き)2フォーマットにてリリース!
東京を拠点に10代半ばからDJとしてのキャリアをスタートし、
現在は自らのレーベルである<KAIKOO>を基盤にさまざまな
作品のリリースやアーティストとしての活動を行いながら、
昨年(2023年)には総勢30名以上のラッパーやミュージシャンが
参加した最新アルバム『MO’ BETTER TRUTH』を発表したBAKU。
一方、アメリカを代表する二大ターンテーブリスト集団
<Invisibl Skratch Piklz>と<The Beat Junkies>に所属
しながら、LAの伝説的なイベント<Low End Theory>の中心メンバー
の一人としてレジデントDJを務めていたことでも知られるD-Styles。
日米のDJ/ターンテーブリスト総勢20名によって結成されたオーケストラ
<The Turntable Symphonograph Orchestra>のメンバーとして、
2018年にアブダビのルーブル美術館にて行われたコンサートにて
共演も果たしている二人は、それぞれ東京とアメリカ西海岸という
異なるシーンに身を置きながら、プロデューサーとしてはもちろんのこと、
DJ/ターンテーブリストとしても独自のスタイルを築いてきました。
BAKUとD-Stylesにとってリリース作品としては
初共演となる今回のミックス『It’s a Jazz Thing』は、
そんな二人の強い個性が発揮された作品となっています。
『It’s a Jazz Thing』というタイトルの通り、
作品のテーマとなっているのは”ジャズ”。
しかし、単なる音楽ジャンルとしての”ジャズ”ではなく、
音楽表現の解釈および概念としての”ジャズ”であり、
特にスクラッチやジャグリングなどターンテーブリスト
ならではの”インプロビゼーション”(=即興演奏)を用いた
ミックスは本作品の重要なキーとなっています。
BAKUサイドは”AWAKE”、”FUNCTION”、”RETURN TRIP”
という3つのパート、D-Stylesサイドは”TAKE OFF”、”CLIMB”、
“CRUISE”、”DESCENT”という4つのパートで構成され、
それぞれのパートの中で二人の共通項であるヒップホップは
もちろんのこと、ジャズ、ソウル/R&B、レゲエ、ベースミュージックなど
ジャンルを横断したさまざまな楽曲によってストーリーが描かれ、
ターンテーブル(=レコードプレイヤー)を楽器として自在に演奏するBAKU、
D-Stylesならではの世界観が爆発した素晴らしいミックス作品となっています。
*タイトルロゴのタグは”TABOO1″による描き下ろし。